2026.09.2601:48
『MASQUERADE』篠崎あやと氏/SERRAによるライナーノーツ
『MASQUERADE』ライナーノーツ
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【篠崎あやと】
「MASQUERADE」の作詞・作曲・編曲、ミックス・マスタリング、
そしてボーカルディレクションを担当しました篠崎あやとです。
今回の楽曲はタイトルのとおり「仮面舞踏会」がテーマです。
その発想のきっかけになったのは、
私もアレンジに関わらせていただいたSERRAさんの楽曲「Bare Mask」でした。
仮面を脱ぎ捨てて弱さも含めたありのままの自分をさらけ出す「Bare Mask」に対して、
今回は再び仮面を纏う。
一見すると正反対のことをしているようですが、
私の中ではこの二曲はひとつの流れでつながっています。
あくまで私自身の解釈ですが、
「Bare Mask」で仮面を脱いだのは単に弱さも曝け出して覚悟を決めるだけでなく、
成長した自分に対して、それまでの仮面や殻が少し窮屈になったからなのではないかと感じました。
弱い自分が嫌だと感じられたのは、
実は中身が数段成長していた証なのかなとも思います。
いわば“脱皮”のように、一度殻を脱ぎ捨てたからこそ今の自分にふさわしい新たな殻を纏うことができる。
その先の姿を今回の楽曲で描きたいと思いました。
シンガーでありパフォーマーであるSERRAさんが、ステージの上でどんな自分を見せてお客さんを魅了するのか。
今回の仮面は自分を隠すためだけのものではなく、自分の意志で選んで表現するためのものです。
素顔をさらけ出した経験も力に変えて、新たな仮面を堂々と纏い自信に満ちた姿でステージに立つ。
そんなSERRAさんをイメージして「仮面舞踏会」というテーマにたどり着きました。
サウンドもその姿にふさわしい攻めた仕上がりになっています。
ダンスミュージックを軸にしたリズムとベースに、
派手なシンセと安島龍人さんのギターが重なる楽曲です。
サビ直前の「踊り狂え」という言葉のとおり、フロアで踊って大声を出して存分に暴れてほしい。
ライブで皆さんと一緒に熱を上げていく景色を想像しながら制作しました。
ボーカルにも新しい挑戦を詰め込んでいます。
これまでもSERRAさんの楽曲でボーカルディレクションを担当してきましたが、ご一緒するたびに歌唱力や表現の幅が広がっていることを感じます。
だからこそ今回はさらに一歩踏み込んで、これまでとは違う歌い方も提案させていただきました。
ラップのアプローチやがなりの質感、フレーズごとの細かなテクニック。
さらに声色の使い分けや言葉を放つスピード感まで、細部を一緒に探っています。
その挑戦にSERRAさんが応えてくださったことで、これまでの楽曲とはまた違う表情を引き出せたと思います。
楽曲全体の勢いを体で楽しんでもらいつつ、歌声に込められた表現にもぜひ耳を傾けていただけたらうれしいです。
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【SERRA】
私のデビュー曲「EYERIS」や「灯火」のアレンジをして頂いている篠崎あやとさんに、待望の書き下ろし楽曲を頂きました。
「MASQUERADE」...とんでもない楽曲を放っていただきましたね。
-かつてのSERRAの楽曲にはなかった激しいダンスビート。
-沼にハマっていることに気づけないほどのメロディアスで悪魔的な中毒性。
-心臓まで鳴り響く重低音が堪らない。
今回私としても挑戦的な楽曲だったため、ボーカルレコーディングにも立ち会っていただき篠崎さんの熱量あるディレクションと共に歌声を仕上げました。
『EYERIS』の時から私の歌を見てくださっているからこそ踏み込めた、未知の領域だとも思います。
新たな楽曲と表現で歌い終え、トラックダウンが終わった瞬間がとても感慨深いです。
歌に関してはラップやがなり、喘ぎなど新しい表現に挑戦しました。
それは自分の新たな素顔でもあり、篠崎さんのおっしゃるようにいくつもの仮面(武器)を纏うことができたと感じています。
ライブでこの楽曲がどう華を咲かせるのか...
あなたと踊り狂う夜を楽しみにしています。

(EYERIS のレコーディング時の思い出の写真) 2022年8月25日
